基本的には、今の時点で仮想通貨でもうけてないということは、今回は負けだということだ。いまからやったら、ちょっとはもうかるかもしれないけど、そのうち、低いところで売ることになるのじゃないかなと思う。さわがれているときに、利益を出してないなら、むりだ。その回はむり。まあ、慣性があるからなぁ。けど、さわがれているときにもうけが出ていないのであれば、その回はだめだ。次回があるけどね。いまは、カネがじゃぶじゃぶあふれている状態なので、行き場を失ったカネが仮想通貨に流れたのだろう。まだ、バイデンの景気刺激策があるし、しばらくは、このままいくかもしれない。(いま、仮想通貨を買っても、ある程度もうけが出るかもしれない)。けど、さわがれているときに、すでにもうかった状態でないのであれば、その時点で負けている。
仮想通貨にあんまり魅力を感じないのは、ゼロサムゲームだからだ。通貨自体はなにも生み出していない。人気投票でしかない。ようするに、ババ抜きだ。仮想通貨で儲もうけた人がいる……こんなにもうかった……という話が出てきたということは、ピークがそれなりに近いということだ。(それなり)というのが、どの程度の期間の長さになるのかはわからないけど。そういう話をするほうは、仮想通貨で言えば、ある仮想通貨をいまよりもずっと低い値段で仕込んだということだ。そういう話を聞くほうは、「そんなにもうかるなら、俺もやってみようかな」と思ってしまう。何度も言うけど、慣性があるからしばらくはあがるんだよ。ラストスパートみたいな感じだな。好材料が、飛び込んでくる。(あの企業が、仮想通貨に参入する。あの有名投資家がある仮想通貨を買った)というような話が飛び交うわけ。けど、そういう話が出てきたということは……ピークが(わりあい)近いということだ。はっきり言えば……その回は、もうけそこなったと考えるべきだ。もうかったと言っている人たちがしこんだときにしこまなかったのだから、負けている。
(注)実際には、どのくらいの期間でピークに達するかはわからない。だから、相対的に言って、短期間で売り抜けるつもりなら、参入するのもありかとは思う。否定はしない。俺はやらないけど。カネあまりは、しばらく続くという考え方もあるしね。しばらく続いているうちに、コロナ問題が解決して実体経済が追いつくという考え方もある。だから、「しばらく」というのをどのくらいの時間的な長さとしてとらえるかというのが問題になる。
(注)単なる人気投票で、ババ抜きだというとは、ボラが大きいということだ。ボラというのは、ボラティリティーのことだ。ボラティリティーというのは、変動の度合だ。
(注)このさき、どのみち、市場からカネがなくなる状態になることがあるから、仮想通貨を買うならそのときだな。市場からカネがひきあげれば、仮想通貨は下落する。いままで、金に流れていたカネが、仮想通貨に流れているんだな。仮想通貨は金よりもボラが大きい。そりゃ、一獲千金を狙う人たちがなだれ込んでくるだろう。
(注)カネあまりは、実際にしばらくは、続くと思う。「しばらく」の長さが問題なんだけどね!