さてさて、どうしますかね。
株はだいぶ落ちているみたいだな。
ニュースでも見るか。
夜と、昼だと、雰囲気がちがうんだよな。当たり前だけど……。気分もちょっとちがう。けど、憂鬱は、憂鬱なんだよ。あとは、いま、しずかだ。このくらい、しずかだったらなぁ。ほんとうに、人生がちがっていたのに。楽しめたのに。あの子とつきあえたのに。長期騒音がすべてを破壊した。で、いま、午前7時4分なんだけど、長期騒音の雰囲気だ。どこにも、行く予定がないから、あせってはいないけど、くるしい。夜起きているとき、……深夜起きているとき、横になるときがある。そのとき、わりとくるしいんだよ。長期騒音と人間関係のことを考えて、くるしくなる。俺の人間関係は、11歳までを抜かして、ずっと長期騒音を抱えた、人間関係なんだよ。これの意味は、ほかの人にはわからない。まったくわからないと思う。人によっては、俺が、長期騒音にこだわりたくてこだわっているように思えるだろう。けど、こだわりたいわけじゃないんだよ。そして、俺が言っていることの意味は、そういう人には、死んでもわからない。死んだら、わかるかというとわからないから、死んでも死ななくても、わからない。
これで、行くべきところがあって、午前7時50分には、家を出なければならないという場合だと、くるしくなる。めちゃくちゃに、くるしくなる。別に働くわけではなくて、ちょっと面会に行くという場合ですら、くるしい。病人にあうのがくるしいというわけではなくて、あわなくても、くるしい。