しかし、どうしたものだ?
けっきょく、ちらかるのは、判断を先延ばしにしているということだ。けど、それはそれで、理由があるのである。理由がある。対処できない。そりゃ、そのとき判断をして、処理できればいいけど、こっちは、人生のなかでいろいろとあったので、そういう体力がもう、ないのである。
じつは、米袋の処理をしているときに、ものすごく頭にきて、絶叫した。じつは、だいぶ前に、ネズミにやられたコメがはいっている段ボール箱があった。段ボール箱をかじられたのである。で、段ボール箱の中に入っている米袋も、すぱっと、切れていた。これを、処理するとなると、やばいのである。まず、そこで作業をして、顔をダニに刺されないかという問題がある。それから、コメがおちる心配がある。で、やってみたら、コメがおちた。まあ、段ボール箱自体が室内の渡り廊下にあるんだけど、それが問題なのだ。この廊下の床部分は、コンクリートのままなのである。だから、表面がつるつるしているわけではない。
まあ、説明は楽じゃない。 ともかく、コメが、コンクリートの上におちた。そして、なんと、段ボールの箱のなかにもおちた。これが、やっかいなのだ。計画では、大きなビニール袋のなかにまず、段ボール箱を入れて、そのあと、作業するつもりだったんだけど、これがうまくいかなかったのだ。コメがはいっている段ボールの箱自体が扱いにくい。そして、ネズミにかじられた部分さけるようにして持つと、いろいろと不都合なことがしょうじるのである。すでに、段ボールのなかにある、米袋の表面が切れている状態なので、動かすとコメがおちてくる状態なのであった。ともかく、でかい袋に段ボール箱ごといれて、コメをおとさないようにする作戦は、だめだったのである。作業スペース自体にも問題があった。廊下のスペースが小さい。横幅だけど……。ともかく、段ボールごみは、まとめて捨てることになっているのだけど、ネズミにかじられた部分があるので、普通に捨ててはまずいだろうと考えたのだ。だから、風呂場にもって行って60度のお湯をかけて、まず、消毒をして、そのあと、ぬれた段ボールを、まあ、ちぎって捨てる方針だった。この方針は、つらぬいた。一度でもぬれた段ボールはなまゴミの袋に入れていいことになっているのである。というか、そうしなければならないのである。だからまあ、消毒のことを考えてそうした。
ともかく、めんどうくさかったなぁ。