ほんとうに腹がたつことを、思い出した。これは、ぼくが悪いのではないのだ。ただ、相手が誤解をしている。で、誤解だということを説明するのがむずかしくて、そのまま、誤解されたままのやつなんだよね。説明がむずかしい誤解というのがあるんだよね。で、説明するとなると、ぼくも、だいぶ興奮しておこることになるんだよね。だから、むずしいうえに、精神的に説明しにくい。けっきょく、説明できなかったというのが、腹だたしいのだよねぇ。残るんだよね。「説明自体がむずかしい」あるいは「精神的に説明することがむずかしい」あるいは「説明する時間がない」という状態があるんだよ。そのときに、誤解されたままになってしまうと、腹がたつ。言えばよかったと思うけど、時間がないんだよね。絶対に、言うとなったら、興奮するしなぁ。感情的にならざるをえない。
誤解されたままだというのが、頭にくる。あいつ、誤解したままなんだよ。あいつにあって、「これはこうだったんだよ」と説明したい。わりと長くなる説明だ。時間が必要。おたがいにいそいでいるときだと、なかなか、時間がとれないときがあるんだよな。誤解されたままというのが、腹だたしいなぁ。
小さなことなんだけど、誤解だ。あいつは、誤解している。
誤解されたままなのは、腹がたつという話……。
説明しておけばよかったなぁ。時間がなくても……。けど、時間内に説明が終わらないんだよな。どのみち、俺も相手も、もっと腹をたてることになってしまう。なんか、急に思い出して、腹がたつときがあるなぁ。あれ、言っておけばよかった。
考えてみれば、腹がたつことは、みんな、人間関係のあれやこれやなんだよな。大小、含めて。状況の説明がむずかしいんだよな。あとは、相手をせめることになるんだけど、せめてもしかたがないことだったんだよな。うーーん。
せっかく、やってやったのに・・って、タイミングが悪すぎる。俺だって、まってたんだよ。くそ！！
思い出すことが、こういうことばかりなんだよな。あとは、つかれはててさみしい気持ちで横になっている。たまに思い出すことが、腹がたつことだ。もう、やっぱり、終わりだな。ほんとう、説明したい気持ちにかられるなぁ。あのとき、言ってやればよかった。
