俺はほんとうにどうしたらいいんだ?
ほんとうに、どうしていいのかわからない。
昨日は、一階の部屋に置いておいた、なまゴミの袋を処理した。袋の取っ手の部分をむすんだのだ。むすぶだけなのだけど、ダニを含んだ空気がからだにかかることがあるので、注意しなければならない。けど、注意すると言っても、ダニが見えないので、注意なんてできない。ダニというのは、刺されたあとにわかるのだ。刺されたと……。かゆくならなかったからよかった。まあ、なるべく、手をのばして、顔のほうには空気がこないようにしてとじたのだけど……。とじるだけでも、たいへんなのだ。魔界の穴をふさぐようなものだ。
このなまゴミの袋には、なまゴミは入ってない。まあ、いいや。
ともかく、めんどうなんだよな。
かりに、だいぶいいところに引っ越したとしても、ぼくの生活がかわるわけではないのだ。長期騒音にやられて、思い通りの人生をあゆむことができなかったという基本的な部分がかわらない。そして、いまも、からだがだるい。