2024年8月22日木曜日

暗いことを考えたのに、明るいことが起こってしまうのである

たとえば、8ブロックのEさんは、「勝てると、明るいことを考えれば、勝という、明るいことが起こる」と考えているとする。

実際に、勝てると思って打つと、80%の確率で勝てる。

10000回ぐらい打って、だいたい8000回ぐらい勝っているので、「勝てると、明るいことを考えれば、勝という、明るいことが起こる」という言葉は真実だと考えてしまうのである。

ようするに、実際にだいたい80%の確率で勝てるので「明るいことを考えれば、明るいことが起こる」という考え方は正しいと思っているのである。

「明るいことを考えれば明るいことが起こる」ということが正しいのかどうかについて、もうちょっと深く、考えてみよう。

8ブロックの「勝率」は80%なので、「負ける」と思って打ってみても、だいたい80%に相当する回数は、勝ってしまうのである。これも、ばらつきはある。かたよりはある。

しかし、長期間打っていると、80%に収束していく。

ようするに、80%ぐらいの確率で、勝てるということになっている。

その場合、「暗いこと」を考えて打っても、80%ぐらいの高確率で勝ってしまうのである。

なので、「暗いことを考えて打っても、暗いことは20%ぐらいしか起こらない」ということになる。

だから、セットにして「明るいことを思えば、明るいことが起こり、暗いことを思えば暗いことが起こる」という言葉は、命題としては『偽』だということになる。

勝つ確率が高い場合でも、「明るいことを思えば、明るいことが起こり、暗いことを思えば暗いことが起こる」という考え方は、まちがっているのである。

「明るいことを考えると、明るいことが起こる」という言い方だと、「まるで、明るいことを考えた」ということが、明るいことが起こる条件のような気がする……。明るいことが起こったのは、明るいことを(過去において)考えたからだと、思っているのである。

多くの8ブロックの人が、そう思っている。

8ブロックでも、 「勝てると、明るいことを考えれば、勝という、明るいことが起こる」ということが、真実として語られているので、多くの人が「勝てると、明るいことを考えれば、勝という、明るいことが起こるということは、真実だ」と思ってしまうのである。

しかし、勝ち負けに影響をあたえているほんとうの原因は、「明るいことを考える」とか「暗いことを考える」ということではない。

つまり、勝ち負けに影響をあたえている、ほんとうの原因は、「8ブロックで、パチンコを打っている」ということだ。

「思い」……関係ない。

「考え方」……関係ない。

8ブロックのほぼ全員が、ほんとうの条件を無視して、いつわりの条件をほんとうの条件だと考えているのである。

実際に、勝てると思って、打ったら、だいたい80%ぐらいの回数、勝てる。

8ブロックではそうなる。

実際に勝てると思って打ったら、だいたい80%ぐらいの回数、勝てた。

だから、「勝てると思って打てば勝てるというのは真実だ」……と思ってしまう。

実際に明るいことが起こるなと思って打ったら、かなりの回数、明るいことが起こった。

だから、「明るいことを考えれば明るいことが起こるというのは、真実だ」……と思ってしまう。

多くの人が、だまされている。

負けると思って打ったって、8ブロックの人間は80%の確率で勝ってしまうのである。ばらつきがあるので、かならず、100回やれば80回勝てるということではないよ。

けど、だいたい、1000回に800回ぐらいは、勝ってしまう。

10000回に8000回ぐらいは、勝ってしまう。

「負けると暗いことを考えて打っても、80%の確率で勝ってしまう」のである。

しかも、条件なしの法則について考えるなら、勝てると思って打ったのに、勝てなかった20%を無視してはいけないのである。

また、負けると思って打ったのに、勝ってしまった80%を無視してはいけないのである。

法則性はない……。

これに気がつかなければならない。

「勝つと思って打ったか」「負けると思って打ったか」は実際の勝率とは関係がないということに、気がつかなければならないのである。

*     *     *
 

試行回数が有限なので、勝てなかった20%というような表現をしている場合でも、そのときの試行回数で、だいたい20%ぐらいということを意味しているということに注意してほしい。

「20%負ける」という場合の、20%というのも、その時点での試行回数全体のだいたい20%ぐらいの回数、負けるということだ。

ぴったり、20%に相当する回数だけ、負けるわけではない。

ただし、ぴったり、20%に相当する回数だけ、負ける場合も、ある。

試行回数が有限回なので、その試行の範囲においては、試行回数全体数が決まった時点での、勝った回数や負けた回数が、全体の回数における、確率の値に相当する回数に近くなるということだ。その試行回数は、じゅうぶんに多くなければならない。

今回の記事で一番言いたかったことは、負けると暗いことを考えて打っても、1000回中800回ぐらいは勝ってしまうということだ。

暗いことを考えたのに、明るいことが起こってしまうのである。

しかも、全部の回で暗いことを考えて打ったのに、80%に相当する回数ぐらいの回で、勝ってしまう。

ここに、注目してほしいんだよな。

いつも読んでくださるかたに感謝しております



人気の投稿

ブログランキング・にほんブログ村へ