2024年8月15日木曜日

法則性がないということが証明されたようなものじゃないか

 「いいことを考えただけ」で、いいことが起こるなら、だれも苦労は、してない。

「明るいことを考えただけ」で、明るいことが起こるなら、だれも苦労は、してない。

たとえば、ある年の1月に、「いいことがある」と思ったとする。けど、その年の2月に「悪いことが起こった」とする。

そういうことだってある。

「いいことがある」と思ったのに、悪いことが起こった。

そういう現実だってある。

その場合、「いいことを思うといいことが起こり、悪いことを思うと悪いことが起こる」というような法則性がありそうな文言というのは、どうなってしまうのだ?

法則性がないということが証明されたようなものじゃないか。

だいたい、「いいことを思うといいことが起こる」ということは、「いいことを思うと、100%の確率で、いいことが起こる」ということと意味的に等価だ。

「いいことを思ったのに、悪いことが起こる」場合があるなんてことは、言ってない。

「いいことを思ったのに、悪いことが起こる」場合はないのである。

しかし、「いいことを思ったのに、悪いことが起こる」場合だってある。

それが現実だ。

この文言は、現実を説明してないのである。

法則性なんてないのである。

妄想で、現実を説明しようとしても無理がある。

いつも読んでくださるかたに感謝しております



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