法則性詐欺ということについて言ったけど、最初から、法則性なんてないんだよ。ところが、法則性があるように見せかける。まさしく、詐欺だ。
たとえば、勝てると思った人が、100%の確率で勝つようなパチンコ屋について考えてみよう。実際には、こんなパチンコ屋はあるはずがない。
ところが、「いいことを思えばいいことが起こる」という命題が現実世界で成り立つとすると、パチンコ屋というパチンコ屋が、すべて、100%の確率で(客が)勝つようなパチンコ屋にならなければならないのである。
だから、「いいことを思えばいいことが起こる」という法則性があるような言葉では、現実を説明できない。現実の現象を説明できない。「勝てると思った人の多くが、負ける」というのが現実だ。勝てると思って、パチンコ屋に行ったのに、多くの人が、負ける……。これが現実だ。
たとえば、100%の人が、10%の確率で、勝てるパチンコ屋があるとする。
そして、100%の人が毎回、おなじ金額を投入するとする。ある人が、そのパチンコ屋に、1日に1回、パチンコ屋に行って、パチンコをするとする。ずっとずっとずっと、通うと、経験的に、だいたい、勝てる確率は10%だということが、わかるようになる。
そして、ずっとずっとずっと、通うと、経験的に、だいたい、負ける確率は、90%ということことが、わかるようになる。もちろん、確率の問題なので、かたよりが出る場合がある。2日続けて、勝てる場合だってある。20日連続で負ける場合だってある。
けど、ずっとずっとずっと、パチンコ屋に行けば、だいたい平均で10日に1日だけ勝って、だいたい平均で10日に9日はまけるということがわかるようになる。もちろん、これは、試行ずっと繰り返した場合だ。何度も言うけど、かたよりはある。
勝てる確率が10%のパチンコ屋のほうが、勝てる確率が100%のパチンコ屋よりも現実的だろう。実際にはもっと、確率は低いと思うけど、現実のモデルというものを考えて、現実の現象を説明できるようにするのには、勝てる確率が100%というモデルはおかしいということがわかるだろう。
ところが、「いいことを思えばいいことが起こる」という言葉は、勝てる確率が100%であるモデルを想定して言っていることなのである。「いいことを思えばいいことが起こる」と言っている人は、勝てる確率が100%であるパチンコ屋を思い浮かべて、パチンコ屋に行くことを考えているのである。現実のパチンコ屋ではなくて、勝てる確率が100%であるパチンコ屋を思い浮かべて、「これが真実だ」と言っているのである。それだと、現実の現象を説明できないということに気がついてない。
貧乏リタイア生活続行中です。節約生活をしています。脱力系です。 趣味は語学学習やアニメなど金がかからないものです。 普通の人のリタイア生活とはほど遠いものがあります。
いつも読んでくださるかたに感謝しております
人気の投稿
-
握り寿司を買いに行くかどうか迷っている。まあ、スーパーの握り寿司だ。回転寿司の握り寿司じゃない。回転寿司も、ワクチン以降、行かなくなったなぁ。 2021年以降、いまが一番、やばい時期だからなぁ。それにしても、喉がかわく。これも、やばいんだよな。 あまりにも喉がかわくので、夜、不...
-
ほんとう、このさきの人生、どうするかな? 喉のかわきも自然に治ればいいけどなぁ。あーーあ。いろいろなことが思い浮かぶ。勝手に、いろいろと、思い出してしまう。
-
新しいコート二枚目を買ったんだけど、これも、微妙に、におう。保管場所の人が、粒子を出しているのだと思う。こまったなぁ。どうするんだ。 けど、このあいだ捨てたトレーナー下のために、トレーナー上下を買ったのだけど、これは、におっていない。これだけは、あたり。ほんとうは、トレーナー(...
-
いやーー。まじで、つまんない。あーー。この、空間。この、時間。 あーー。まじで、つかれたわぁーー。 今日は、あとで、風呂に入るつもりだ。いまさっき、起きてから一回目のご飯を食べたのだけど、まじで、ご飯を食べるだけで大変だ。まだ、洗い物をしていない。食器などの、片づけをしていない。...
-
まあ、いちおう、目下のところ、一番気になるのは、喉のかわきだ。まあ、そのほかいろいろと不愉快なことがある。たとえば、隣の室外機だ。ぶーぶーぶーぶー、うるさい。いつもうるさいわけではなくて、だんだんうるさくなって、相当にうるさくなったあと、ぱふーんとぬけて、急にしずかになるのであ...
-
喉がめちゃくちゃに、かわく。これ、なんとかなりそうだったんだけどなぁ。 それにしても、喉とは関係なく、憂鬱だ。むなしい。長期騒音がでかい。 このさき、どうするかな。まあ、布団に入って、横になるわけだけど、かなり、やばい状態なんだよなぁ。長期騒音で人付き合いが極端に減ったことが、...
-
いま、起きたばかりなんだけど、起きたときの、憂鬱がひどいなぁ。これは、ひどい。 夢は、悪くなかったけど、夢だしなぁ。
-
世界の金持ちが、貧しい人のために、あるいは、社会のために「いいこと」をすると、社畜ジャパンで語られるような世界になってしまうのだ。 慈善事業というのが、基本的に、そういう側面をもっているのである。 そして、「金持ち」という単語が問題なんだよね。これが、どういう人たちのことを指す...
-
起きたとき、めちゃくちゃに憂鬱だった。けど、まあ、いろいろと考えて、「生き残ることに全振り」することにした。ゼンフリ。ゼンフリするしかないわぁ。けど、これは、いまの気分だ。すぐに、気分がかわるかもしれない。
-
こっちに書くわけにはいかないけど、朝の夢からして、ボロボロなのである。ともかく、人生なかった。 ともかく、普通の人はちがう状態で暮らしてきたんだよなぁ。いまも、まったく問題が片づいていないのだ。