2024年8月29日木曜日

ほんとうに、こまったものだ。

 世の中というのは7ブロックの人が、「勝つと思えば、だいたい勝てる」などと言って、1ブロックの人が、くるしむということになっている。7ブロックの人にとってみれば、「勝つと思えば、だいたい勝てる」というのは、正しいことなのである。けど、いままで見てきたように、これはまちがいだ。7ブロックなら「負けると、思ってやっても、だいたい勝てる」のである。実際に、1ブロックの人と、7ブロックの人は、会うことがないのだけど、なぜか、いろいろな情報が、耳に入るということにしておく。ゼロブロックから10ブロックまで、すべてのブロックのつぶやき情報が、すべてのブロックの人に伝わるということにしておく。そうすると、7ブロックの人は、悪気はないのだけど、まちがったことを、正しいと言い張ることになる。1ブロックの人がやったって、10回に1回ぐらいしか勝てない。「だいたい勝てる」のではなくて、「だいたい負ける」のである。1ブロックの人は、そうなる。けど、ブロックごとの条件の差というのものを、無視しているのである。たとえば、「勝つと思えば、だいたい勝てる」と言った7ブロックの人は、条件の差を無視して、「勝つと思えば、だいたい勝てる」と言っているのである。無条件で、「勝つ」と思えば、「だいたい勝てる」と言っているのである。「勝つ」と思うことだけが、「勝つか負けるか」に影響をあたえるということに、その人の頭のなかでは、なっているのである。その人は、「負けると思ってやったらどうなるか」というようなことを考えつかないので、「だいたい、勝てるのだから、これはあっている」「法則性があるものだ」と勘違いしてしまうのであ。本人が勘違いして、夢の世界、妄想の世界で、生きているのであれば問題はない。しかし、1ブロックの人、2ブロックの人、3ブロックの人、4ブロックの人、5ブロックの人に、「勝つと思えば、だいたい勝てる」と言ってしまうのは問題がある。思いは関係がないからだ。条件が決定している。その7ブロックの人は「勝つと思えば、だいたい勝てる」と、相手にいい方法を教えてあげるつもりで、「勝つと思えば、だいたい勝てる」と言っているのだ。しかも、正しいことだと思っている。けど、正しくない。「思いだけ」で勝てると言っているけど、思いは、まったく関係がない条件なのである。ほんとうに、こまったものだ。さらに、たとえば、1ブロックのAさんが、勝てないとなると……「勝つと思ってやったのに、勝てない」となると、Aさんの責任だということになってしまうのである。Aさんの思う力が弱いから、勝てないのだということになってしまうのである。この世では?自動的にそうなる。だから、1ブロックに生まれてしまったら、ほかのブロックの人から、えらそうなことを言われるということになる。「勝てると思ったって、勝てなかったぞ」と1ブロックのAさんが、7ブロックの人に言ったらどうなるか? 7ブロックの人が「俺は勝てた。勝てると思ってやれば勝てる。いちゃもんをつけるな」と言ってきて、おしまいなのである。まちがったことを言っているやつが、威張っている世界だ。まちがったことを言っているやつが、どこまでもどこまでも、まちがったことを言っているということに気がつかない世界だ。そういう幼稚なやつが、正しいことを言っていると思っている世界だ。

いつも読んでくださるかたに感謝しております



人気の投稿

ブログランキング・にほんブログ村へ