2024年8月29日木曜日

「笑う門(かど)には福来る(きたる)」2

  「笑う門(かど)には福来る(きたる)」ということについてもう一度考えてみよう。職場でも学校でもいいのだけど、とりあえず、仮定について考える。

わらっている家族がいる家というのは、もちろん、継続的にわらいあう関係が成り立っているわけ。だから、将来においても、福がくるだろうと言える。

じつは、過去においても、何回も何回も福がきていたわけ。

何回も何回も福がきた状態なんだよ。何回も何回も福がきた状態で、将来、福がくるかもしれないということについて語っているわけ。

ここまでは、前回話した。

でっ、問題なのは、精神世界の人たちの、逆転思考だ。

どれだけ不幸な状態でも、わらってさえいれば福がくると思ってしまう。

精神世界の人は、条件を無視してしまうけど、条件を無視してしまうのはよくない。

不幸な状態には、理由がある。その理由を、放っておいて、ともかく、無理やりにでもわらえば、福がくるんだという考え方はまちがている。さらに、不幸な人は、わらわないから、不幸を呼び込んでいるという考え方はまちがっている。

たとえば、不幸な人がいたとする。Aさんだとする。精神世界の人がいたとする。Bさんだとする。Bさんは、無理やりにでもわらえば、わらいが幸福をもたらすと考えているので、そのように、Aさんに言う。

しかし、Aさんには、不幸な理由があるので、じつは、Aさんが無理やりわらっても、幸福はこないのである。

しかし、精神世界の人は、幸福がこないということをAさんのせいにしてしまうのである。

Aさんの条件をガン無視して、Aさんがわらったかどうかということだけに注目して、まちがったことを、言うのである。

そして、Aさんに濡れ衣を着せるのである。

いつも読んでくださるかたに感謝しております



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