たとえば、7ブロックに生まれたなら、そこそこ、運がいい人なのではないかと思う人もいるかもしれない。
たしかに、4ブロック以下の人は、悲惨なのである。
4ブロック以下の人は、運がないということになる。
最初の条件……どのブロックに生まれたかという条件が、あとあとまで、影響をあたえるのである。
しかし、「思ったことが現実化する」と幼稚なことを言うやつが「4ブロック以下の人は悪いことを思っているからダメなんだ」と言ってくるのである。
「いいことを思えば、よくなる」と言うのである。
これも、前投稿とおなじように、嘘だ。まちがいだ。
これも、4ブロック以下の人のせいにされてしまうのである。
以降、ただ単に、4ブロックの人と書いた場合には、4ブロック以下の人ということにしておく。ようするに、4ブロック、3ブロック、2ブロック、1ブロック、ゼロブロックの人のことだ。
4ブロックの人が「いいことを思っても」実際には、勝てる確率がかわらない。勝てるということがいいことなら、いいことが起こる確率がかわらない。気持ちの問題ではないのである。思い込みの問題ではないのである。
けど、条件を無視している人にとっては、思い込みがすべてなのである。ほかの条件を無視している人は「思い込みの強さ」という条件だけを考えているのである。
「思い込みの強さ」だけを考えて、現実を無視するなら、頭がおかしい人になってしまうのである。現実を無視して、ダメな結果が出たのに、いい結果が出たと思うようになっていくからだ。こんなのは、覚せい剤や麻薬にたよっている人とおなじだ。
しかし、現実を無視しないと、「思ったようにならないという現実」を見ることになるのである。「思ったことが現実化するはずなのに」……「思ったことが現実化しない」ということになってしまうのである。
もちろん、4ブロックなら40%ぐらいは、現実化するようになっている。
「じゃあ、現実化するんじゃないか。じゃあ、法則性があるんじゃないか」と思う人がいるかもしれないけど、まちがいだ。法則性はない。むしろ、思い込みの強さと結果には法則性がないという法則性がある。
40%じゃなくて、70%ぐらい勝てるようにしたいと思っているのである。死活問題だからだ。けど、「勝つと思えば勝てる」とか「思ったことが現実化する」というような嘘情報が流れてくるのである。