2024年8月24日土曜日

この人間は10ブロックに割り振るということを決めているのは誰なのか?

 問題なのは、「明るいことを考えれば、明るいことが起こる」というような、いちおうは前向きで、通りのよい考え方が、実際には、条件が悪い人をくるしめているということだ。

しかも、「明るいことを考えれば、明るいことが起きて、暗いことを考えると暗いことが起こる」という考え方は、もっともっともっと、条件が悪い人をくるしめることになる。

これは、あまり言うべきではないのだけど、カルマ論に関係している。

つまり、なぜ、ゼロブロックに生まれる人もいるし10ブロックに生まれる人もいるのかということが問題になる。

ぼくの説明を読んでいるとき、10ブロックや9ブロックに生まれた人は、運がよくて、ゼロブロックや1ブロックに生まれた人は運が悪いと思った人はないだろうか。

まあ、ぼくは、書いているとき、そういうふうに思う人がいるだろうなと思って書いていた。

ようするに、ゼロブロックに生まれたやつは、ゼロブロックに生まれたから、運が悪いということになる。

そして、すべては自己責任という考え方が付け加わると、ゼロブロックに生まれたやつは、ゼロブロックに生まれたから悪いんだということになってしまう。

「ゼロブロックに生まれたやつは、ゼロブロックに生まれたから、運が悪い。そんなのは、自己責任だ」ということになる。

生まれかわりやカルマということについて考えると、ゼロブロックに生まれた人は、前世で悪いことをしたから、ゼロブロックに生まれたんだということになる。10ブロックに生まれた人は、前世で善いことをしたから、10ブロックに生まれたんだということになる。

ほんとうだろうか。

ぜんぜんちがうのではないか。

むしろ、10ブロックに生まれた人は、悪魔の手先として悪いことをしたから、10ブロックにうまれ、ゼロブロックに生まれた人は、良心に従って善いことをしたから、ゼロブロックに生まれたのではないか。

10ブロックに生まれた人は、前世で極悪の限りを尽くしたから、10ブロックに生まれたのではないか。ゼロブロックに生まれた人は、前世で、苦しみながらも善行をしたから、ゼロブロックに生まれたのではないか。

じつは、割り振りをしている存在がどういう存在なのかということで、結論が180度変わってしまう。この人間は、ゼロブロックに割り振る。

この人間は10ブロックに割り振るということを決めているのは誰なのか?

悪魔なのか、神なのか。

神だと考えると、あたかも、カルマ論が正しいような気がしてくる。

しかし、神ではなくて、悪魔が割り振りをしているとしたらどうだ。

悪魔が、輪廻をつかさどっているとしたらどうか。

まさしく、悪魔の手先として使える悪人を10ブロックに転生させ、最も神にに近い、善人を、ゼロブロックに転生させるのではないか。

ゼロブロックにうまれさせ、善人に、悪の感情を植えつけようとするのではないか。悪魔なら、そうする。悪魔が輪廻システムを管理しているのであれば、当然そうする。


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