2024年8月23日金曜日

「負けると、どれだけ強く思っても、90%ぐらいは勝ってしまう」

たとえば、9ブロックに住んでいるZさんが、1000回、パチンコをやって、903回勝ったとする。

そして、1ブロックに住んでいるYさんが、1000回、パチンコをやって、95回勝ったとする。


Zさんのほうが、「勝ちたい」という気持が強かったから、勝った回数が多いのか?

ちがう。

Yさんのほうが、勝ちたいという気持が弱かったから、勝った回数が少ないのか?

ちがう。

勝ちたいという気持の強さで、勝つ回数は決まらない。

気持ちの持ちようは、勝つ回数に影響を、まったくあたえない。

思いの強さは、勝つ回数に影響をあたえない。


勝つ回数に影響をあたえるのは、最初の設定だけなのである。

設定条件だけが、結果に影響をあたえている。

しかし、そこに住んでいる人たちは、そのことに、気がつかない。どうしてかというと、そういう設定条件があるということを知らされてないからだ。

だから、本当は、最初の条件だけが結果に影響をあたえているのに、その影響は無視して、「思いの強さ」のせいにしてしまうのである。

実際に、「思いの強さで勝てる回数がちがう」と思っている人は、その気持ちに対応した回の記憶が強く残り、その気持ちに対応してない回の記憶は、弱いか、完全になくなってしまうのである。

「勝つと強く思えば、勝てる」と勝手に勘違いしてしまうのである。

「負ける」と強く思っていても、実際には、9ブロックの人は、90%ぐらいは勝ってしまう。これは、9ブロックに住んでいる人が、実際に、やってみれば、はっきりすることだ。

「負けると、どれだけ強く思っても、90%ぐらいは勝ってしまう」という結果になる。

*     *     *


ちなみに、運もまったく関係がない。9ブロックの人は、運が強いから90%ぐらい勝てるのか?

ぜーんぜん、ちがう。

1ブロックの人は、運が弱いから10%ぐらいしか、勝てないのか?

ぜーんぜん、ちがう。

ここで、「運」と言っているものは、結果の言い換えにすぎない。

実際に、Zさんが、1000回、パチンコをやって、903回勝ったから、運が強いと、Zさんやほかの人が、判断するのである。

結果を「運」という言葉を使って言い換えているだけなので、「運」は原因になりえない。



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