2021年6月20日日曜日

普通の民家を「目印」として紹介するとか、あほだろ!! あほ!!!

 物件を見ていたら、過去のことを思い出した。賃貸情報〇〇不動産(仮名)のスタッフがアパートの場所について説明してくれたんだけど、その説明がへたくそだった。「ここら辺のことを知ってますか」というようなことを、そいつが俺に訊いた。

で、俺は、駅前とか大きな建物については知っているから「知っているほうだ」とこたえた。で、「おおまわりするルートと、近いルートとどっちがいいですか」と訊くので、「近いルートでいいです」と答えた。

けど、それが、間違いだった。

あとでわかったことだけど、「おおまわり」じゃない。普通に普通の道で行くとなるとその道を通ったほうがいいということが、だれにでもわかるようなルートなのだ。

で、「近いルート」というのが、その付近の家にだれだれが住んでいるということを全部知っているというレベルで知ってないと、たどり着くのがむずかしいルートなのだ。「いっくら……知っているほうだと言っても、郵便配達をしているわけではないから、ひとつひとつの家にどういう名字の人が住んでいるかなんて知っているわけないだろ!!!」と言いたくなるよなルートだった。

目印が、普通のなんでもない民家なのである!!!

目印が!!!普通のなんでもない民家!!

で、スタッフが描いてくれた、道を行くと、たぶんその民家であるようなところの前で、掃き掃除をしているおばさんがいた。で、その人に「まるまるさんのうちを知ってますか」と訊いたら「あら、うちだけど、なにかしら?」と言われた。

で、「不動産屋が、地図を書いてくれて、ここにこういううちがあるから、その道の前をまっすぐに行くというようなことを教えてくれた」というようことを言った。そうしたら、そのおばさんが「目印にされるなんて、いやだわ」というようなことを言い出した。

こっちは、そのうちに関心があるわけじゃないけど、あっちからすれば、そりゃ、普通の民家で目印になるような特徴がまったくないのに、「まるまるさんのうち」と指定されたということが、なんか、気になったのだろう。

あのときは、「そんなのどうでもいいから」という気持ちがあったんだけど、考えてみれば、そういうふうに、地図に書かれたということは、住んでいる人として気になって当然だ。ほんとうに、まったく目立たない普通の民家だからだ。

俺としても、家の前を掃除している人がいるのに、その人を無視して、表札を確認するということができなかった。

だって、表札のほうに遠くから近づいているときは、表札が出ているのかどうかもわからないし、表札の文字を大きさから言って、おばさんの付近に到達しなければならない。

気になるよな。そんな、まったく知らない人が、不動産屋で目印として紹介?されて、自分のうちの表札を確認しにきたとか……さ。

その不動産屋のスタッフが目印として紹介?してしてくれたものが、全部、普通の民家とかほんとうに小さい魚屋とかそういうのばかりなのである。

あとでわかったことだけど、その10メートルぐらい外側に、大きな道があって、その道を通っていくと、一発でわかるようなところにアパートがあった。

細くて、いちおう、ずれて曲がるようなところがある道を教えてくれたんだよな。「おおまわり」って言うけど、たいして、距離がかわらない。いや、細かくずれることを考えると、スタッフが紹介してくれた近いルートのほうが、距離的に長いのではないかという感じがした。絶対に「おおまわり」じゃない。「おおまわり」と言っても距離的には5メートルから10メートルぐらいしか違わないと思う。

「おおまわりのほう(ルート)」はコンビニとか交番とかという目印がわかりやすいところにあるルートだった。まよわないで行けるから、近くに感じる。近いルートというのは、90度右に曲がったあと、10メートルぐらい進んでまた、90度左に曲がるというようなところがあるルートであんまり距離的に得をした感じがしない。

ともかく、掃き掃除をしていたおばさんは、自分のうちを目印にした人がきたということを気にしていたわけ。で、「どこの不動産だ?」とかいろいろと訊いてくる。「あら、いやだわ」みたいな感じだったの。

掃き掃除をしているというイベントがなければ、表札を確認してクリアできたのだけど、そのうちのおばさんが出ていた。おばさんを無視して表札を確認することができない。おばさんが、掃除のために道に出ていなくても、たとえば、窓から見ていると、一度もあった人がない人が、自分のうちの表札を確認しているところを見かけたら、ひとこと言いたくなるよな。なんか、うすきみわるいと思うよな。

普通の民家を「目印」として紹介するとか、あほだろ!! あほ!!!

民家なんて、ルールと付近に何百、何千と建っているんだぞ。そのなかのひとつの民家を目印にするとか……おかしいだろ。ほんとうに、そのうちは、普通のうちで、目立った特徴があるうちじゃないのである。

だから、そのおばさんも「うちなんて、目立ったうちじゃないのにどうして……」と不審がってたの。不審に思うよな。ほんとうに、まったく目立たない普通のうちなんだから。いくら近道だと言っても、普通のうちなんて目印として紹介するな。いくら、「知っているほうだ」と相手が言ったって、新聞配達をしているわけじゃないのだから、そんな、ひとつひとつの民家と表札の名前が一致しているレベルで知っているわけがないでしょ。頭の中で一致しているわけがないでしょ。

そういうレベルで「知っているほう」と言ったわけじゃないんだよ!!!

そういうレベルで知ってたら、道なんて知っているということになるでしょ。そういうレベルでは知らないから、道を教えてもらわないとそのアパートにたどりつけないわけでしょ。「知っているほう」のレベルをまちがえるなよ。そういう、まったく目立たない普通の民家にどういう名字の人が住んでいるか知っているレベルで知っているわけがないだろ。

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いま説明したことが30年以上前(本当は細かい年数まで知っているけどぼかす)のことなんだけど、アパートのことを調べているときに、ぱっと、うかぶんだよね。俺の記憶の細かさは、ほんとうにこまる。30年以上前の出来事をいちいち、思い出すなっていうの!!

本当にくるしい。 

当時?スマホなんてないよ。

 


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