2021年6月17日木曜日

なんか腹が立つ記憶

 このあいだも書いたけど、玄関の前にトイレがある。玄関とトイレにはさまれたかたちで、下駄箱がおいてあった。そして、これも、一軒家としてはおかしいのだけど、無理やり親父が作った「内階段」がある。本当は、外階段しかないのだけど、二階の床をぶち抜いて、階段を作ったのだ。だから、うち階段と下駄箱がわりと接近しているわけ。60センチぐらいしか、あいだがない。なので、人がひとり通るのがやっとだ。で、普通、本を取りにきてもらう場合は、下駄箱の上においておいたの……。けど、本がでかいから、下駄箱の上に置くと、トイレに入ろうとした人が、落としてしまう可能性があった。これは、人がひとり、通れるぐらいの横幅しかないから、本が当たると落ちてしまう可能性がある。「すぐにくる」と言っていたので、本当に、14分ぐらい待ってたの……。けど、こなかったんだよ。冬の寒い日で、ストーブから離れると寒かった。けど、14分ぐらい待ったところで、二階に上がっちゃったの。「なかなかこないから、二階に上がるかな」と思って上がったの。で、一分ぐらいしたら、運送屋の人がきたの。運送屋の人は、俺がわかっている人だと思っていたわけ。要するに、ちゃんと本をおいて、すぐに出せるようにしておいてくれる人だと思っていたわけ。けど、俺は、下駄箱の上においておくと、俺じゃなくても、人が通ったときに、本が落ちる可能性があったから、落ちないように、わざと、通り道ではない床の部分においたの。あー、くそ、ほんとうに、タイミングが悪い。

まよったんだよ。下駄箱の上から、おろすかどうかまよったの。運送屋(あなた)がくるまえに、俺は何回も、下駄箱の上からおろしたり、床の上から、下駄箱の上に上げたりしてたの……。なんか、腹、たつ。腹、たつんだよ。言ってやればよかった。「おそいんだよ」「だから、いじっちゃっただろ」と。

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