睡眠がうまくいかなくて、バルサンができない。
もっと機密性の高いうちだったら、俺の部屋は関係なしにできるのに。
横になりたいのだけど、足についたダニを布団に持ち込むのがいやだ。
ついているのかな?
どこでやられたんだろう。あそこか?
ともかく、ピンチだ。しかし、二四時間営業の、座れる場所が欲しい。いや、待て。ネットカフェとかいうところに行ってみるか。
俺、たぶん、このまま、死ぬ。
七〇歳になっても八〇歳になってもおなじだ。
なんとか、からだも人間関係もヘビメタ騒音以前の状態に戻りたかったけど、無理だ。
いろいろあって、書けない。
それにしても、スプレー型のアースレッドをリモコンで制御したい。
あと、いろいろあって書けない。書けない。
書きたいけど書けない。
かゆい。まだ、かゆいな。
眠れないけど、バルサンをこれからたいて、そとに出るというのは、まずい。
まあ、美少女じゃなくてもいいから、助けるべきだ。俺を……。
他の人が俺とおなじ状態だったらどういう行動をするのだろう?
そろそろ、すずしくなってきた。待った甲斐はある。
いろいろとむだにするものもあるかもしれないけど、もっと気軽にバルサンをやるべきか。この部屋でやるわけじゃないのに……。
アンドロイドでもロボットでも超能力者でも未来人でも宇宙人でも、宇宙人の端末でも、魔法少女でもいいから、助けてよ。この家は、もう、無理かもしれない。気違いヘビメタの音のデカさ……。
皿も買い換えるか?