2023年10月19日木曜日

「俺はまってたの! あんたがおそいから、二階にあがったんだよ」

 「俺はまってたの! あんたがおそいから、二階にあがったんだよ」と言ってやればよかったな。まあ、言うとなったら、どなるしかないけど……。「この、勘違い野郎。あんたがおくれたから、一階で待っていてもしかたがないと思って二階にあがったの。俺は、ここでまってたんだよ。本も、ここじゃなくて、ここにおいてあったの!!」と言ってやればよかったな。しずかに言うことはできない。すでに、相手が誤解をして俺に腹をたてているのだ。「10分まって、11分まって、12分まって、13分まって、14分まって、15分まって、16分まって、こないから、20分、30分、またされると思って、二階にあがったの。そうしたら、あんたがすぐにきたんだよ。あんたがきたとき、俺はここにいなかったけど、あんたがくる1分前で俺はここにいたの!!」と怒鳴らずに言うことができなかった。言うとなったら、どなるしかないんだよな。こっちも、興奮している。誤解されたので腹がたっている。「そりゃ、俺だって、信号でおくれたけど、ちゃんとわかっている人だと思っていた」とか言いやがるんだよ。腹をたてて言うわけ。ほんとうに、勘違い野郎。

おかあさんの、ぼくのことを呼ぶときの言い方が、あれだったんだよね。で、「事業としてやっている人だと思って、優先してやったのに、学生?の小遣い稼ぎじゃないか」とか言って、怒ってたんだよね。俺は、そのとき学生じゃないし、小遣い稼ぎじゃなくて、事業としてやってたの。おかあさんも、ほんとうに、こどもを呼ぶように言ったから、勘違いしている。それはそれで、言いがたいはずかしさを感じたんだけど、それも、一因なんだよな。これも、なかなか、言いにくいことなんだよな。

この記憶も、ときどき思い出して腹がたつなぁ。

怒り狂ってどなってもいいから、言いたいことを言っておくべきだった……系統記憶のひとつだ。

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