2023年12月30日土曜日

魔物の力と人間としてのアイデンティティー

 その話のなかで、妖怪というか、魔物というかは、別にして、妖怪や魔物の一部を(食べる)ことによって、あるいは、(移植)することによって、妖怪や魔物の力をえるという設定の話がある。まあ、その話のなかで、魔物ということにしよう。魔物の力を使いすぎた人間は、魔物になってしまうという設定も多い。魔物になった人間は、もう、人間ではなく、魔物として(人間らしい意識)をうしない、人間を殺しまくる。なので、魔物と化した元人間も、討伐(退治)の対象になる。けど、一部の魔物化した人間は、人間としての意識をうしなわない。また、そういう場合は、人間態があり、人間として暮らすこともできる。けど、魔物の力を使いすぎると、人間態にもどりにくくなる傾向があるという設定も多い。その場合、自分は人間なのか、魔物なのかというアイデンティティーにかかわる問題がしょうじる。また、人間のために、魔物化して、チカラをふるうわけで、人間のためにやっていることなのに、人間からは離れていくという問題がしょうじる。人間態にもなれるけど、もう、人間の側にはつかず、魔物側について、魔物として人間をかるというようなやつがいて、それを、主人公側のおなじ力をもつものが、たおす……。

そんなふうなアニメや漫画ってけっこう多いよね。

いつも読んでくださるかたに感謝しております



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