たとえばの話なんだけど、ぼくは、ひとりにつき6億円の配給はないと思っている。けど、金本位制にはなる。常識派?から見ると、6億円の給付話も金本位制の話もおなじなんだよ。
常識派は、個別のことを考えられないんだよな。
どうしても、「誰だれが言っている」とか「陰謀論者が言っている」という枠組みで、考えてしまう。権威のある医者が言っているから正しい……権威のないしろうとが言っているからまちがっている……。陰謀論者の言うことは「すべて」まちがっている……。
もちろん、だれが陰謀論者で、だれが陰謀論者じゃないかということについても、単純なレッテルはりをしている。「ワクチンが危険だと言っている人は、陰謀論者」「陰謀論者が言っていることは全部まちがい」……こういうふうに、単純に考えてしまう。
相手が言っていることを個別に考えないとだめだ。セットじゃないのである。だれが言っているかではなくて、事柄(言われている事柄)について個別に考えなければならないのである。なんで、これがわからないのか?
6億円の給付について言っているグループは、常識派とワクチン反対派の乖離をねらっているのかもしれない。目的はいくつかあると思われるけど、その目的のうちのひとつだと思う。