2021年5月5日水曜日

「貧しいけど楽しかった」というのは、その人が子供時代のその時代にすごしたからではないか

 「むかしはよかった」というのは、だいたい80年代のことを言っているんじゃないかな。50年代がよかったというのは、自分(その人)が子供だったから、「よかった」ということになっているのじゃないかな。

この場合のよかったというのは、「楽しかった」ということだ。「貧しいけど楽しかった」というのは、その人が子供のとき「その時代」をすごしたからではないかと思う。

子供というのは、基本的に「躁状態」なんだよ。俺ですら……父親に虐待されていた俺ですら……友達と遊んでいるときは、めちゃくちゃに楽しかった。

父親が「かかわらない」ところでは、ほんとうに、いろいろと楽しくて、きゃっきゃっさわいでいた。兄の騒音がはじまるのが11歳だから、そのときはもう、くるしくて仕方がないという状態になっていた。まあ、ぼくの子供時代は、50年代じゃないけど。

結論から言うと、「今の人?」が「昔は楽しかった」という場合、50年代のことではなくて、80年代以降のことじゃないかと思う。50年代、60年代、70年代が楽しかったという人の場合、その人が、子供時代を過ごしていた年代だったので、楽しかったと思えるのではないかと思う。

たしかに、物理的にはむかしのほうがひどい状態でくらしている。この昔というのは、50年代のことね。

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