ふつう、仮面ライダーで人が『怪人』に襲われている場合、仮面ライダーがかけつけて助けるということになる。どれだけ、間に合いそうになくても、実際には？間に合って、助けることに成功する。けど、この人の場合だと、怪人が人を殺したあとに、仮面ライダーが到着するのである。最初に怪人の能力を示すために、仮面ライダーがまったくしらないところで、殺人が行われる（怪人が人を殺す）ことがあるけど、あれだけ長い尺で、助けられない（殺されてしまう）というのはめずらしい。もちろん、この人はすでに、罪がない人を二人殺しているので、死ぬ流れになっても『当然』なのだけど、殺されたあと、ちょっと遅れて仮面ライダーが登場するというのは、なんかいい感じがしない。普通は、どれだけ間に合わないような描写があっても、けっきょくは、寸前のところで間に合って助けるという流れになるんだよな。まあ、これ、この人がすでに人を殺したあとだからな。その殺人も、動機が勘違いによるものなんだよな。まあ、それも、『反省』しているのだけど。けど、殺人をやめない。
まあ、この人の場合、あんまりいい人として書かれてない。最初から、どちらかというと悪い人間として書かれているので、死ぬ流れになってもおかしくはないのだけど、それでも、あのタイミングで遅れて登場するって、あんまりよくないよ（メインの仮面ライダーとして）。けど、登場しないと、勘違いしたサブライダー（ギルス）とメインライダー（アギト）がたたかうという流れもなくなるので、この人が死んだあとメインライダーが登場ということになるのだろうけど、それにしても、これ、後味が悪いんだよな。
（注）アギトは複数いるのだけど、いちおう、メインライダーとして活躍している主役のアギトね。
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罪がない人を二人と書いたけど、この二人は『アギト捕獲作戦』に参加している人たちだ。しかし、この「アギト捕獲作戦」も、現れたアギトが普通のアギトではなくて、作中では「ギルス」と呼ばれているアギトに似た別の生命体なのだから、そのままアギトに似た別の生命体をつかまえようということになるかなという問題がある。北條はこの時点で、アギトとギルスと見分けはつくことになっているのか？ アギト捕獲作戦でガス弾を打ち込んだ隊員たちは、アギトとギルスの見分けはつかないから、『アギトが現れました』と言ってもおかしくはないんだよな。で、北條はアギトとギルスのちがいを知っていたにしろ、『実行しろ』というような指示を出してもおかしくはないのか。どっちなんだろうな。けど、「アギト捕獲作戦」に参加している隊員が、アギトの姿を知らないというのはおかしいわけで、「あれ、アギトじゃないよ」と思ったほうが自然だ。『アギトではなく、アギトに似た生命体が現れました』と報告したほうが自然だ。
二番目が三浦 智子（みうら ともこ）の話し。
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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%AE%E9%9D%A2%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%82%AE%E3%83%88
榊 亜紀（さかき あき）
あかつき号の乗客の一人。年齢24歳。15話より登場。
元々、実家を家出同然で飛び出し東京で狭いアパートに住みながら、看護婦を目指していたが、試験に落ちてしまい実家に帰ろうとした時にあかつき号事件に遭遇する。家政婦と偽って美杉家に訪れ、翔一の記憶喪失を利用して恋人だと嘘をつくなど、かなり悪女的な性格の持ち主だが、母親の面影を見た太一には慕われている。それゆえか、あかつき号事件で救出してくれた氷川誠と再会した時は、異様なまでに怯えている。
涼に自分と同様のものを感じ好意を抱くが、北條が指揮する「アギト捕獲作戦」のメンバーによってギルスが撃たれる瞬間を見て、彼は殺されたと誤解、復讐心を持ったためか超能力が覚醒する。
その後、沢木の手で念動力が拡大したことを受けて力に溺れ、パンテラス・キュアネウスを撃退するだけでなく私怨に走り、機動隊員2名を殺害した上に北條をも襲う。涼の生存を知ってうろたえるが、もう後戻り出来ないと思いつめ、なおも北條を襲撃しようとするが、直後にパンテラス・ルベオーに襲撃される。
三浦 智子（みうら ともこ）
あかつき号の乗客の一人で、年齢29歳。12月生まれ。翔一が記憶を失ってから、最初に再会したあかつき号の乗客のメンバー。第9話に登場。
篠原佐恵子とは会社の同僚であり、彼女と有給休暇を利用して四国へ旅行に行くためにあかつき号に乗船し、事件に巻き込まれた。それから半年後、偶然にも街中で翔一と再会する。彼の正体を教えるべく会う約束をするが、闇の力によって絞殺される。
彼女が死の直前に翔一と会う約束をしていたことから、翔一は警察に疑われ、一時逮捕される[注釈 28]。
