たとえば、俺が死んだとする。けど、俺の記憶をもつクローンがつくられたとする。その場合、ほかの人から見ると、俺が生き返ったように見える。けど、ぼくは、死んでいる。けど、俺は死んだ。
たとえば、ぼくが死ぬ前に、ぼくの記憶をぜんぶ、生命的な電子回路にうつしかえたとする。そして、ある人に頼んでおいて、クローンをつくってもらい、そのクローンの脳をとって、ぼくの生命的な電子回路に置き換えたする。その場合、ぼくは、死んだのだろうか? それとも、いちおう、ぼくと存続しているのだろうか。感情思考に関する脳みその部分がないクローンを(最初から)つくる場合も含む。
たとえば、ぼくが死ぬ前に、ぼくの記憶をぜんぶ、電子回路にうつしかえたとする。そして、ある人に頼んでおいて、クローンをつくってもらい、そのクローンの脳に、電子回路の記憶をうつしたとする。その場合、ぼくは、死んだのだろうか? それとも、いちおう、ぼくと存続しているのだろうか。