2026年6月18日木曜日

2026/06/18 14:21

 「病気になる」という表現と「病気にかかる」という表現について考えてみよう。ぼくの語感から言えば「病気になる」というのは、正しい表現だ。日本語として問題がないと思う。しかし、「病気」に「なる」わけではないだろうという言う人たちがいる。その人たちは「病気にかかる」という表現は正しいけど、「病気になる」という表現は正しくないというのだ。なになになる、というのは、そのものになるという意味がある。病気になるということは、病気そのものになってしまうということになるという意味になると、その人たちは主張する。たとえば、お話のなかで、ある人がみかんになってしまったとする。この人は、みかんになってしまったのである。ある人が、みかんそのものになってしまったということだ。そこから考えると、「病気」というもの自体になってしまったというニュアンスが発生する。そして、人が病気そのものになるわけではないから、病気になるという表現はおかしいというのだ。しかし、病気と言われる状態になるということなのではないか。もちろん、病気自体……病原体ではなくて病気自体になると考えるなら、不適切な表現だ。しかし、健康な状態から病気である状態になったということなのではないか。そうだとしよう。

けっきょく、「病気になる」という表現も「病気にかかる」という表現も、正しい表現だ。 

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