かなり、からだが動きにくくなっているのだけど、このままだと、ますます動きにくくなるかもしれないので、なるべく、動かしたいと思っている。けど……けど、やっぱり、くるしいね。
じつは、今日の午前三時ぐらいに、図書館に行ってきた。当然開いてない。返却ポストに本を入れるだけなので、図書館が開いてなくてもよいのだ。
で、まあ、自転車で行ってきたんだけど、どれだけ、注意をしても、どれだけ、すばやくやるようにしても、自転車を出した時点で、蚊に刺された。二箇所刺された。庭がジャングル状態になっていて、草がいっぱいはえている。
草だけではなく、木もはえている。木がものすごいいきおいで、大きくなるのだ。あれだけ、切ってもらったのに、枝が一メートル八〇センチぐらいのびた。それから、へんな木もはえている。草と木のあいの子みたいなやつも、ぐんぐん、枝をのばしてひどいことになっている。枝?なのか、茎?なのか、本体がわからない。
一匹目の蚊は、ハンドルを握った右腕に、くっついていたので、たたいてはたいた。刺される前に、たたいたかと思ったけど、やはり、血をすわれていたので、自転車をこいでいるあいだに、かゆくなってきた。あとは、気がつかないところを、やれていた。これも、右腕だ。だから、右腕が二箇所ふくれている状態で、自転車をこいでいた。
夜中のトラックはけっこうとばしているのだ。かなりの速度で走っている。なので、横をトラックが通ると、風でホコリが舞う。これが、不愉快なのだ。だから、車は少なかったけど、腕がかゆかったし、目にホコリが入らないように、ぼくのほうがとまったりしたので、あんまり、快適ではなかった。
図書館の前は、ライトがついていた。ライトにむらがる蛾たち。他の虫けら。あのライトはただのライトで、電撃で殺すというしかけがあるわけではなかったので、ずっと、蛾と他の虫けらが、舞っていた。「舞っていた」と書くと、なんかきれいな感じがするけど、蛾と他の虫けらなので、きれいな感じはしない。
返却ポストはライトからは離れているので、安心して、返却ポストに本を入れた。けっこう、むずかしいのだ。手を挟まれないようにするのには、けっこうむずかしい。
まあ、ともかく、本を返却した。「もう、本を借りるのはよそうかな」と思った。疲れる。じつは、予約してある本が、もうすでに、『取り置き済』になっているのだけど、とりにいくのはやめようかと思っている。
あそこまで行って帰ってくるのが、けっこう、くるしい。