ぼくがほかの人に理解してほしいのは、グローバリストの自由貿易が、国を弱体化させるということなのだ。はっきり言えば、非正規労働者が街にあふれ、非正規労働者が貧乏な思いをしているのは、部分的にだけど、グローバリストの自由貿易が原因だ。ほかにもいろいろとあるけど、グローバリストの政策というのは、全部、国を弱体化させる政策なのだ。だから、このことに早く気がついてほしいのである。基本、トランプの貿易政策は、正しい。ところが、日本のメディアは、トランプが自分勝手な人で、経済音痴だから、(報復的とも、思える)関税を課しているという解釈なのだ。そして、たとえば、カナダが、トランプの関税に反応して、自分たちもアメリカ製品に高い関税をかけるというようなことを言ったとする。その場合、日本のメディアは、世界経済がこうやって悪化していくというようなことを言うのだ。これ、もっともだと思っている人は、経済のことを知らなすぎる。
ぼくが、一般人に期待しているのは、保護貿易主義に賛成することだ。これ、保護貿易主義というと、ネガティブなイメージがつきまとうのだけど、じつは……労働者の賃金を上げて、より暮らしやすい社会を作るのに必要なことなんだよ。全部、逆なんだよ。自由貿易主義のままだと、社会が悪くなる一方なんだよ。社会が悪くなるんだよ。地球温暖化に関しても、いままと同じ方向で努力をしてしまったら、社会が悪くなるんだよ。グローバリズムに賛成して行動すると、すべてが、まわりまわって、悪化するんだよ。ようするに、一般労働者が、反・保護貿易主義的な態度をとるというのは、まちがったことなんだよ。
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日本のメディアは、移民政策にしろ、関税政策にしろ、まちがったことを言っている。だから、日本のメディアが言っていることに、反対しなければならない。トランプの移民政策は、正しいんだよ。日本も、トランプの移民政策を真似するべきなんだよ。
日本もトランプの反・自由貿易主義的な関税政策に賛成して、おなじことをするべきなんだよ。日本のメディアは、そうすると、社会が悪くなるということを言うわけだけど、ちがうんだよ。そうしなければ、社会がよくならないんだよ。自由貿易主義的な関税政策だと、、高い税金と高い社会保障費にたたられて、生活が苦しくなるんだよ。グローバリズムの理想論にしたがって、移民を受け入れると、社会が混乱して、生活しにくくなるんだよ。行動の自由が、だんだんと、うしなわれていくようになるんだよ。