2024年3月13日水曜日

人間体という言葉にかんして、意味にゆれがあるような感じがする。

 「役者さんが人間のすがたで戦って」と書いたけど、もともとは、「役者さんが人間体で戦って」と書こうとしたのだ。まあ、「たたかう」というのも、闘うと書くべきか、まよった。けど、今回は、人間体の話。「人間体という言葉は、人間ではない存在が人間のすがたをしている場合に使うべき言葉なのか?」という問題がある。

ようするに、もともと人間である存在が、バトルスーツみたいなものをつかって、「変身」するような場合は、人間体という言葉を使うのは不適切だ……ということを、言う人たちがいるのだ。

仮面ライダーにしても、改造されて変身できるようになったタイプとか、改造されないで、バトルスーツを装着して変身できるようになったタイプとか、超自然的な力によって変身できるようになったタイプとかと、いろいろとある。

改造をうけて変身できるようになった場合、もともとは、人間だからなぁ。人間体では、おかしいと考える人たちも出てくる。

けど、改造されてしまったのだから、もう、人間ではないという立場にたてば、人間体でいいということになる。超自然的な力で変身できるようになった場合も、もともと、人間だから、人間体という言葉を使うのは、おかしいと考える人たちもいるわけだ。

けど、超自然的な力を(さずかった)時点で、もう、人間ではないと考えることもできるわけだ。これ、どっちが正しいのかな。

人間体という言葉にかんして、意味にゆれがあるような感じがする。

まあ、改造もされてないし、超自然的な力も持ってない場合であり、人間がバトルスーツで「変身」する場合は、人間だから、人間体は、おかしいと言うことはできるような気がする。その場合は、人間体ではなくて、人間。

けど、初代仮面ライダーの場合は、すでに、(人間ではない存在)になっていると考えれば、人間体でもいいということになる。

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