ところどころで、きちがい店員にあたってしまうのは、なんでなんだ? まあ、普通の店員にあたることのほうが多い。人生のなかで、数回しかない。けど、その数回が、めちゃくちゃに、腹がたつ。ほんとう、ああいう人は、客商売をしないほうがいい。ラーメン屋の店員から美容院の店員まで、人に接する仕事が不向きな人は、人に接する仕事をするべきじゃない。ところが、きちがい店員は、自分ができる店員だと思っているのだ。逆に、心優しい人が、自分は人に接する仕事が不向きなのではないかと悩んでいるようなところがある。心優しい人は、客商売にむいている人。そして、頭がおかしいレベルで、自分勝手な人は客商売にむいてない。これ、ほんとう、自分勝手さの度合いで、客商売に不向きかどう考えたほうがいい。自分勝手さの度合いが高い人は、客商売にむいてない。ところが、自分勝手な人は、自分に、自信がある。だから、客商売にむいていると思ってしまう。自信満々なのである。だから、きちがい店員の犠牲者が出てくる。ほんとうに、きちがいは、ものすごく、勝手なことを言うんだよな。勝手な感覚で、勝手なことを言う。
ともかく、腹がたつ。俺が、この髪型でいいと言っているのだから、いいんだよ。おばさんの感覚をおしつけるな。おばさんのなかではおばさんの感覚が絶対なんだよね。
何十年も前のことなんだけど、ときどき、めちゃくちゃに腹がたつ。