突破されてしまったわけだから、不安だ。俺が修復しておいたところから入ってきたのであれば、もう入ってこないと思うけど、ほかのところから入ってきた可能性がある。やっぱり、下に行けなくなっちゃった。下とは、一階のこと。
あとは、面接授業のときのいやなことを思い出した。どうして、地雷女にあたってしまうのだろう。30代のときは、地雷女にあたる確率が30%ぐらいに跳ね上がった。10代、20代のときは、0%なのに。おかしい。ヘビメタ騒音にやられて、ようするに、働けない状態で、すごしているうちに、いろいろなところであう人の質がさがった。質がさがった。
あとは、やはり、10%の悪い人に対処するために、システムができあがるというところがある。たとえば、100人の村で、100人が善人なら、ドアに鍵をつける必要がない。だれも、盗まない。しかし、1人悪い人がいたら、どうなる? みんながドアに鍵をつけなければならなくなる。
100人が使っている掲示板で、100人が善人なら、みんなが気持ちよく掲示板を使える。けど、きちがいあらしが、頭のおかしい書き込みを、一日に何百回も繰り返すということになると、なんの対策もしないということができなくなる。まあ、掲示板なんて、ほんとうは、あらし養成所みたいなところがあるんだけどね。
100人の人がネットを使っていて、100人の人がクラッキング行為やいやがらせ行為をしなければ、セキュリティー対策をする必要がない。けど、1人、クラッキング行為といやいがらせ行為をするやつが出てくると、セキュリティー対策をしなければならなくなる。
泥棒がいるから、セキュリティー対策をしなければならなくなる。泥棒は少数なのに、セキュリティー対策は全員がしなければならなくなる。泥棒も含めてセキュリティー対策をしなければならなくなる。泥棒だって、ほかの泥棒に、ものを盗まれるのは、いやだからだ。
割合としては、少ないのだけど、その人たちがいるせいで、全体的な対策をしなければならなくなる。実際に泥棒をするのは少数なのに、多数の人が対策をしなければならなくなる。悪い人の存在がシステムをかえてしまう。
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ともかく、長期騒音をやられてから、ロクなことがない。神が俺をおいこんでいる。