とりあえず、起きた。椅子に座ったら、けつが猛烈にかゆくなってきたので、ダニがいると判断した。そこで、でかいポリ袋をとりだして、椅子にかけようとした。このポリ袋は、かなり厚めのポリ袋で、ダニは突破できないと思う。大きさ的には、なんとかなるかと思ったけど、なんとかならなかったので、背もたれの部分に一枚、座席部分に一枚、使うことにした。むかしの椅子だったら、一枚ですっぽり、おおうことができると思う。そういうでかさのポリ袋だ。で、パンツをかえて、なんとか、かゆい状態から抜け出した。もちろん、残存のかゆさはあるけど、どうにかなった。
俺の部屋の椅子がやられてしまったのはでかい。この椅子は、買ったばかりの椅子なのだ。まあ、今年の８月以降ずっと使っているので、ぼくが一階の部屋に行って、ダニ処理をしている時間などについたダニが、椅子の上についたのだろう。
新しいところに、これは持っていけない。はー、どんどん金がなくなる。ほんとう、ダニ関係でだめになったものの値段が高い。ネズミの糞関係で、だめになった本を加えると、相当な金額だ。親父がきちがい的な意地で、「ネズミシートで俺がとるからいい」と言わなければこんなことになってなかった。そもそも、親父が、酒糟のついた魚を、ずっと、一日に２３時間ぐらいテーブルの上に出しっぱなしにするということに、「こだわらなければ」こんなことになってない。俺の本をどうしてくれる。新たに買い求めることができない本だってあるんだぞ。つーーーか、そういう本ばかりだ。
