いま、欲しいのは、このあいだ話した貧乏暮らし漫画『定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ』なんだけど、もう一つある。それは、『正直不動産』とかいうやつだ。いま読むとなると、『正直不動産』のほうが、勉強にはなるかな? まあ、「読みたいな」と思った時に、買うかどうかなんだよね。買わないことで金は防衛できるけど、どうも、「意欲」や「やる気」が、ダメになる感じがする。本だけは、お金を気にしないで買っていた時期があるのだけど、その時期のほうが、本を買わないようにした時期よりも、全体的な「意欲」や「やる気」があるんだよね。
正直、節約系の話は、俺のほうが「上段者」だから得るものがないだろうと思う。
最近、ネズミ対処グッズを買っているのだけど、それが一番、こたえる。むだむだむだ。ネズミがこなければ、発生しなかったコスト……。ネズミとダニは、くっついていて、ダニ問題もけっきょくは、(うちの場合)ネズミ問題にいきつく。ダニ対処グッズもむだ。しかも、殺虫剤がかかってしまった食器を捨てるとか、ダニにやられたんじゃないかと思える服を捨てるとか、これまた、ダニが発生しなければ発生しなかった手間がかかることになる。もちろん、手間だけじゃなく、コストがかかる。
あとは、粗大ごみと庭の木がある。粗大ごみ処理に、けっきょくは、30万円から50万円ぐらいかかると思う。俺が本代を削ったり、食費を削った金がそういうところに流れてしまうわけだ。家をこわして、庭の木をぬいて、更地にして売るとなると、相当にお金がかかる。これは、将来必要な金なんだけど……。こういうところで、金がかかってしまう以上、節約生活が……。俺は、金額の差に驚愕しているのだ。ちびちびと節約して守り切る金とこういうところにかかってしまう金の差がでかすぎる。
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『定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ』ってちょっと読んでみたら、奥さんがこわい。なんか、かわいそうで見てられない。