2024年1月1日月曜日

「免疫を育てる」ということは、たいせつなのだけど、過信はよくない(あとでけす)

ネットで見つけた意見について、ちょっと説明をしておきたい。

引用開始

「全ては自然治癒力次第 自然治癒力は日々育てる必要があります 自然治癒力が衰えれば ただの風邪でも インフルエンザでも 電磁波でも コロナでも重症化 死亡 大事なのは感染対策ではなく ワクチンやマスクではなく 日々 自分の自然治癒力を育て続けること 人生の殆どは自分次第」

引用終了

↑こういう、免疫至上主義みたいなことを言う人もいるけど、こういう人だって、水銀を相当量、摂取すれば、水銀中毒になる。青酸カリを摂取すれば、死ぬ。その場合、免疫は対応できなかったということになる。こういう人たちの話も、根性論で、根性さえ出せばどうにかなるという話とおなじだ。「免疫を育てる」ということは、たいせつなのだけど、過信はよくない。限界がある。

そして、電磁波やワクチンm-RNAは、有害なので、電磁波やワクチンm-RNAにかんしても、免疫を鍛えればいいのだというような意見は、問題がある。酸化グラフェンが相当量入っている状態で、高出力の5Gをあびれば、免疫をどれだけ鍛えていても、死ぬ。かなり、ごっちゃになっているんだよね。「免疫を育てることは大切だ」という話と「なんだろうが、免疫で対処できる」という話は、ちがう話なんだよ。けど、そのちがいを理解せずに、ごっちゃにして、話している。

言いにくいけど、政府が庶民をだまして、かなり悪いことをする場合は、こういう考え方自体が、政府の横暴に加担することになる。だってそうだろ。「電磁波やワクチンm-RNAは関係がない」ということを言ってしまっているわけだから。「電磁波やワクチンm-RNAだって、免疫を育てれば、対処できる」ということを言ってしまっているわけだから。けど、そうじゃない。ぼかして言うしかないけど、暴走する政府をとめなきゃいけないのに、そんな必要はないというようなことを言ってしまうのは、問題がある。

こういう立場は、精神主義とおなじで、すべて、精神で解決できるという話になってしまう。けど、これは、空想の理論だ。現実的に言って、ものすごく影響をうけることにかんしては、精神では、対応できない。ようするに、からだは物質で構成されているので、早い話、精神ではどうしようもないほど大きな「物理的な影響」をうけると、からだを構成している物質が崩壊してしまう。精神を重視して、からだを使って生きているということを軽視するのはよくない。軽視というよりも、無視なんだけど……。

「すべては、自己責任」とか「すべては、自分の考え方次第」という考え方は、通りがいいのだけど、政府に悪意がある場合は、政府にとってあつかいやすい考え方になる。ものすごく言いにくいのだけど、政府の悪意に気がつかずに、「すべては、自己責任」とか「すべては、自分の考え方次第」と言っていると、やられちゃうよ。いいように、やられる。

 

 

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