(1) トランプ関税→最終決定・最高裁判所→違法→プランB
(2)トランプ関税→最終決定・最高裁判所→合法
さて、どうなるかな? プランBの内容がわからないしなぁ。これは、けっこう、おもしろい。重大な局面だな。まあ、済んでしまえば「そんなこともあったか」という感じだろう。まあ、たいしたことはならないと思うけど、気にはなる。違法の場合でも、議会の承認が必要なだけだから、議会の承認を得ればいいということになる。いちおう、下院も上院も、共和党が多数派なので、議会の承認を得ることは(時間はかかるけど)できることだ。不可能なことではない。けど、それは、プランBという感じではないな。なにか、別のことを、やりそうな感じがする。
違法になった場合、別に議会の承認を得なくても、いちおう、自由に関税を課すことができるのだけど、その場合、手続きが複雑になり、時間がかかるのだ。まあ、いろいろな縛りができるしなぁ。まあ、プランBというのがよくわからないのだけど、こういうことなのかもしれない。フードスタンプ関係と空港関係については、再開したほうがいいかもね。けど、削ってもなんともないところがあるんだよね。まあ、勤めていた人は、職を失うことになるわけだけど、それは、いいことだ。旧黒の支配から抜け出すためには、必要ことだからな。ようするに、『旧黒』が(文化政策も含めて)いろいろとやってきたわけだから、そういうところに、雇用されていた人が、職を失うのはいいことだ。
『旧黒』の文化政策というのが、これまた、強烈で複雑なのだ。問題なのは、価値観なんだよ。ともかく、普通の人が、「いいことだ」と思っていることが、じつは、よくないことだというのがある。普通の人が、「いいことだ」と思っていることというのは、今までの価値観をもった通の人が「いいことだ」と思っていることなのだ。それは、『旧黒』が作り上げた価値観だ。「いいことだ」というのは……『そりゃ、カネがかからないには、こしたことはないけど、政府が金を出すべきだ』と思っていることのことだ。
たとえば、移民政策というのがある。『安い労働者を労働市場に入れるために、必要なことだ』と思っている人もいると思う。けど、これが、やばいのだ。なんとなく、納得できるような理由や、なんとなく、道徳な理由から、「やるべきだ」と思うのかもしれないけど、至近距離のことしか考えていない。さまざまな、連鎖がうまれる。そして、最初に悪意がないように思っているかもしれないけど、じつは、悪意がある政策なのだ。この、長距離連鎖は、普通の人にはわからない。けど、悪い結果をもたすことが目的で、最初のところで、「きれいごとを言う」というのがある。『旧黒』の政治家が市民を納得?させるために……いままで、ずっと言ってきたことは……ほとんど全部、間違っているということだ。
目的のために、それをしてしまうと、目的は果たせないし、目的を果たすようなプロセスの過程で、さまざまな副産物が生まれる。そして、そのさまざまな副産物の副産物もうまれる。これらの副産物を、除去することができないのだ。ようするに、時間的一方的に変化が進むわけだから、その変化をかえるということが難しいことになる。これは、じつは、最初の目的とは、まったく正反対の成果を得るということなのだ。まあ、手短に言うと、「不可逆性」があることなのだ。時間的に「不可逆性」があることなのだ。もとの、地点(時点)には戻れないというのがある。けど、まあ、なんとか、対処をしなければならないということになる。対処ができるなら、不可逆ではなくて、可逆なのではないということが言える。言えるのだけど、ものすごいエネルギーが必要になるのだ。人的エネルギーと資本が必要になる。ようするに、まず、まずいことをしないことが必要なのに、まずいことをしたあと、修正するということになる。まずいことの「効果」を減少させることになる。これは、やっかいなことなのだ。
不可逆性が「高い」ことなのだ。不可逆性が「低い」ことではない。時間とカネをかけて、逆向きの政策をすれば、いちおう、解消できる。しかし、逆向きの政策をし続けるのは、けっこう難しいのだ。これからは、旧黒が作り上げた、一見よく見えるけど、じつは、社会に悪い影響をもたらしたことを除去しなければならないのだ。
手短に言うと、自国内で調達できるものであれば、自国内で調達するべきなのだ。基本的に言って、行き過ぎた貿易は、エコシステムをくずす。行き過ぎた貿易は、自国経済のエコシステム(生態系)を崩壊させる。アメリカの貿易政策は、基本的に言って、あっている。今までの貿易は、行き過ぎた貿易だ。どの国も、国内の需要と、国内の生産に注意を向けるべきだ。ようするに、言葉は悪いけど、保護主義的な経済政策がのぞましい。
貿易云々ということを考えると、トランプがやってることは正しい。まあ、いろいろと、雑なところはあるけど、しかたがない。