とりあえず、熱湯消毒後・洗濯をしている。けど、これ、いろいろと問題があるんだよね。約60度のお湯に入れると、ちょっと化学繊維的なにおいがでるのだ。やはり、大きな乾燥機がほしい。カネはあるんだよ。けど、安心しておけるところがないし、きちがい親父がネズミの糞を転がしたので、ほかの人をいれるわけにはいかないんだよね。もちろん、親父の部屋と兄貴の部屋をのぞいて、タンスなど、動かせないものの裏にあるもの以外は、全部俺が片づけたわけだど……。おやじの部屋も兄貴の部屋も、けっきょく、粗大ごみをどうにかしてからじゃないと、どうすることもできない。いろいろな時期があるんだけど、きれいに片づけても、また、ネズミの侵入をうけると……。だから……「物置にゴミ袋を持っていかなくていい」と何十回も言ったのに……。だから……「魚をほぼ一日中出すとくさくなるからやめろ」と何十回も言ったのに。何百回かな。だから……「ネズミシートで捕まえる方法だと、どんどんネズミが増えていくから、ネズミ対策工事をして進入路をふさがないとだめだ」と、何百回も言ったのに……。きちがい親父が乳井してからじゃないと、ネズミ対策工事ができない状態だったのだ。しかも、作業員がダニに刺される状態だと、作業員をうちのなかにいれることができないので……道徳的にできないので……問題が発生した。あのころは、バルサンで、全部、殺せると思ったのだけど、実は、だめだということに、最初の粗大ごみ業者がきたときに、気がついた。これ、粗大ごみを捨ててからじゃないと、バルサンでは、全部は、殺せないのだ。ようするに、粗大ごみがある状態だと、どれだけやってもダメなのだ。ともかく、きちがい親父が、ネズミをいれてしまったので、粗大ごみ業者や室内のリフォーム業者を呼ぶことができなくなってしまったのだ。だから、俺が、絶対防御で、しばらくのあいだは、ネズミの糞掃除をしていたのだけど、これが、いやでいやで、しかたがない。あるとき、軽装備できちがい兄貴の部屋に入ったとき、部屋に入っただけで、肩や背中やおなかを、ダニにめちゃくちゃに刺されたので、もう、やめた。あれ以降、元きちがい兄貴の部屋には入ってない。重装備で入って、バルサンをたいて、そのあと、重装備で入って、片づけられるものは片づけるということをしなければならない。もちろん、ぼくの本の上や、パソコンソフトの上に、ネズミの糞がころがっているのだ。ともかく、きちがい親父がやりそうなことなんだよね。あれだけネズミがはいってきたら、工事をしようと思うはずなのに、工事をしない。おやじの家だから、俺が勝手に工事をするわけにはいかないのだ。業者に頼んで工事をするということだけど……。最初は軽く考えていたので、パティで、ふたつぐらいの穴をふさげば、それで、どうにかなると思っていたのだけど……この家は、そんなあまいものじゃなかった。「工事をしないとむりだ」というところが、何か所もあった。これは、工事をしないとどうにもならない場所だ。それも、けっこう、大掛かりな工事をしないとだめな箇所だ。だから、親父が入院していなくなったあと、大掛かりな工事を業者に頼んでやったのだけど、これが、一筋縄ではいかなかった。きちがい親父の転院の手続きをしながら、業者とやり取りをしていたのだけど、いろいろと問題があった。業者が「古い人」で悪徳業者というか、いちいち、こっちがたのんでないことをしたがるやつで、こまった。転院というのは、もとの病院を退院して、新しい病院入院することになるのだけど、合計で6回ぐらいやった。でかい病院の手続きが、並じゃないのだ。だから、もとの病院で手術をしてほしかったんだけど、もとの病院というのは、総合病院じゃないから、もとの病院だと、できない手術があるから、総合病院にいったんうつして、そこで、手術をして、もとの病院に帰ってくるということを繰り返していた。これだって、きちがい親父の要望をとおして、もとの病院に帰れるようにしてやったのだ。総合病院では、親父は、トラブルを起こしているんだよなぁ。だから、そういう状態で、ピンチなのに、リフォーム業者が、いろいろなめんどうくさい、トラブルを引き起こすのだ。引き起こした。ともかく、ピンチにピンチが重なった。けど、これ、親父が特殊な親父で、ネズミ対策工事をさせてくれなかったというのが、そもそもの始まりなんだよな。普通、ネズミがはいってくるようになったら、どうにかしようと思うはずなのに、きちがいだから、「俺が（ネズミシートで）つかまえるからいい！！」と逆上して、ネズミシートで捕まえることに、こだわってこだわって、ネズミ対策工事をさせてくれなかったのだ。もともと、きちがい親父が、酒糟のついた魚をほぼ一日中出すことにこだわってこだわってこだわって、出しておいたから、ネズミがきたんだぞ。きちがい親父が魚を出すようになるまで、何十年も、（ネズミがはいれる穴や隙間があったのに）一匹もネズミがはいってこなかったんだよ。
